Richard Chartierのレーベル、Lineからリリースされたスペインの鬼才、フラシスコ・ロペスのデータDVD。
20年にわたり制作されてきたハードコアなwav音源が計7時間収録されています。
限定500枚。
一度パソコンに読み込んだだけの美品です。
この機会にぜひ！

FRANCISCO LOPEZ / Presque Tout (Quiet Pieces: 1993-2013) (data DVD)

【説明】
長年に渡りフィールド・レコーディングを素材にし、弱音の音響から轟音のノイズ作品まで作り続けているスペインのサウンド・アーティストFrancisco Lopezが、過去20年間の音楽活動の中から選んだというレアトラックのコレクション作品 。全17曲、計7時間に及ぶWAVによるオーディオ・ファイルが、data DVDに収録！収録されているものは小規模のリリースや廃盤になっていて長年手に入らなかったレア作品ばかり。

【解説】
フランシスコ・ロペスの作品集が〈ライン〉からリリースされた。1993年から2013年までの20年間に制作された計7時間（！）におよぶ音源データを収録したDVDデータ作品。ディスク1枚組であるが、通常のCDにすれば約7枚分ということになる。まさにボックス・セット並みの容量といえよう。
　このフランシスコ・ロペスのクロニクル的な作品集を〈ライン〉がリリースしたという事実は、ロペスにとっても、〈ライン〉というレーベルにとっても、そしてわたしたちリスナーにとっても非常に大きな意味を持つ。素晴らしいサウンド・アーティスト、リチャード・シャルティエが主宰するレーベルである〈ライン〉は、「われわれのリスニング概念に多大な影響を与えたアーティストの作品をリリースしたことに非常に満足している」と公式サイトに書きつけた。
　かつてロペスは、ライヴにおいて観客の周りをスピーカーで囲み、黒い布で目隠しをすることで視覚を剥奪し、音への距離や想像力を観客の近くへと引き寄せようとしていた。視覚を一時的に剥奪する、それがすなわち「聴くこと」への、より緻密で繊細な聴取体験に繋がる。それは美学を放棄した音響芸術である。その放棄のむこうに、ギリギリの状況で生成する「瀕死の音楽」のようなものが立ち現れていく。いわば零度のエクリチュールのような音楽／音響。