講談社文庫から、藤沢周平の「獄医立花登手控えシリーズ」全4作です。
藤沢周平氏はミステリの名手でもあり、本作では探偵役の青年医師・立花登が数々の難事件を解決します。

②のカバー（裏表紙）に小さいスレがあります。それ以外に目立った傷みは無く、状態は良いと思います。

①「春秋の檻」（第1作）
（2006年12月1日第13刷）

②「風雪の檻」（第2作）
（2011年12月15日第27刷）

③「愛憎の檻」（第3作）
（2012年7月2日第29刷）

④「人間の檻」（第4作）
（2012年7月2日第29刷）

【①のカバーより】
江戸小伝馬町の牢獄に勤める青年医師・立花登。居候先の叔父の家で口うるさい叔母と驕慢な娘にこき使われている登は、島送りの船を待つ囚人からの頼みに耳を貸したことから、思わぬ危機に陥った──。起倒流柔術の妙技とあざやかな推理で、獄舎に持ちこまれるさまざまな事件を解く。著者の代表的時代連作集。

【②のカバーより】
登の柔術仲間、新谷弥助が姿を消した。道場に行くと言って家を出たまま、その後、深川の遊所でよからぬ男たちと歩いているところを目撃されたという。行方を追う登の前に立ちはだかる悪の背後に、意外や弥助の影があった。何が彼を変えたのか──。熱血青年獄医が難事件の数々に挑む。大好評シリーズ第2弾。

【③のカバーより】
娘の病を治したお礼にと、登に未解決事件の情報を教えてくれた男が牢の中で殺された。大胆な殺しの後、ゆうゆうと出牢した犯人を追い、登は江戸の町を駆ける──。家では肩身の狭い居候だが、悪事には敢然と立ち向かう若き牢医師・立花登が、得意の柔術と推理で事件を解き明かす。大人気時代連作第3弾。

【④のカバーより】
子供をさらって手にかける老人の秘密。裁きを終えた事件の裏に匂い立つ女の性（さが）。小伝馬町の牢内に沈殿する暗く悲しい浮世の難事を、人情味あふれる青年獄医がさわやかに解決する。だがある日、かつての捕物の恨みから、登の命をもらうと脅す男が現れた──。著者が5年にわたって書き継いだ傑作シリーズ完結編。

※ほかにもミステリーやSFを中心に色々出品しております。ご興味のある方は、是非“わさび浪士”のプロフページにお立ち寄りくださいませ。

短編集　ミステリ　推理小説　ミステリー　時代小説
Vj3uyFQa