2009年2月21日発売の Fujifilm　Fine Pix F200EXR　です。　なんとセンサはCCDです。ローリング歪無し。高画質　レア
今は一部の業務用機器しか使われなくなったCCD採用。1200万画素で大型サイズの1/1.6インチCCD撮像素子。
これは今のiphone 13pro maxの広角カメラのCMOSセンサのサイズと画素数、画素ピッチ1.9μmが同等。光学レンズ性能は本カメラのほうが高く、iphoneは最新の画像処理エンジンで上手に絵作りして圧倒的に支持されていますが、底力があるのはむしろこのカメラかもしれません。
2009年頃のコンデジセンサはCCDがまだ高性能。（すてにCMOS採用のカメラの数が多くなっていたかもしれませんが）他方、今はCMOSが、スマホ、コンデジ、一眼、業務用問わずにはほぼほぼ主流です。
当時CMOSセンサは、大型センサが必要な一眼レフで拡大。理由は大型センサはCCDで製造することが難しいこと。
当時はまだCCDのほうがCMOSより夜間感度特製に圧倒的にすぐれており、価格はCCDのほうが高価。安価な製造プロセスのCMOSセンサは発展途上で、後段の画像処理エンジンでなんとか画作りがで出来ていた状況でした。昔のネガフィルムがほとんど売れなくなって、フジフィルムさんが当時相当CCDセンサに東北大学等と共同研究も含めて、多大な研究開発投資をされていて、技術ではソニーとしのぎを削り、また最先端を走り、その何代目かの成果物がSuperハニカムEXR CCDでして、それが搭載された第一号機がこれです。CCDはローリングひずみが原理的にないこと。フィルムメーカらしい画作り。低ノイズ、高ダイナミックレンジの素晴らしい映像が懐かしいです。ローリング歪が出ないCMOSの全画素読み出しフルサイズセンサ搭載のソニーα1が昨年話題になりましたが、このカメラは25年前にすでにCCDを使うことでローリング歪無しを実現していたことが、しかも一桁万円台で。ということが驚きです。

- 付属品: バッテリーパック, 純正充電器, SDカード8GByte(お


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