「「1秒!」で財務諸表を読む方法 仕事に使える会計知識が身につく本」

本書の内容は次の通りです。（本書の目次からの引用です。）
まえがき
第Ⅰ章 「Ⅰ秒だけ財務諸表を見るなら、どこを見るか？」
短期的な安定性を確認しないと会社が潰れてしまう
貸借対照表を見れば外資ファンドに狙われる会社が
分かる
短期的に最も大切なのは手元流動性
なぜ、花王はカネボウの化粧品部門を買収したか？
負債と純資産の調達コスト
花王が気にしたのはWACC?
トヨタが無借金経営でない理由もWACCだった？
時価総額増大が最大の防衛策だが
外資ファンドが狙う企業の貸借対照表
低いROEと高い自己資本比率の関係
ROAとROEはどちらが大切か？
ファンドが儲ける仕組み LBO
高い自己資本比率の会社が狙われるわけ
日本企業はなぜ、高自己資本比率、低ROEを
放置するのか？
なぜ、イオンはダイエーを関連会社にし、
子会社にしないのか？
イオンはダイエーの負債を合算したくない
第2章 「なぜ、国の財政は破綻しないのか？」
特別損益と税効果会計って何？
財務会計、税務会計、管理会計
プライマリーバランスの収支均衡に騙されては
ならない
GDPと財政赤字を比べる意味はあるのか？
借金を返せる限度はどれくらい？
政府が今のところ破綻しない理由
金利負担増加も考慮するべき
隠れ借金も大きな問題
企業にだけやたら厳しい会計制度や開示要求
第3章 「なぜ、リニアや第二東名はなかなか
完成しないのか？」
自由に使えるお金がないと国も企業も発展しない
なぜ、日産はハイブリッドカーや燃料電池車の開発
が遅れているのか？
第4章 「なぜ、IT企業はブランドにこだわるのか？」
第5章 「なぜ、航空券には早割り格安チケットが
あるのか？」
第6章 「なぜ、液晶テレビの価格はどんどん
下がるのか？」
第7章 「なぜ、企業業績は良いのに『現金給与総額』は
上がらないのか？」

小宮一慶
定価: ￥ 1,620