菅野彰さんの　ライトノベル　



西荻窪ブックカフェの恋の魔女

迷子の子羊と猫と、時々ワンプレート



ＢＬ小説家である菅野彰さんのライトノベル作品

といっても菅野さんって昔からライトノベルも書かれているし二足のわらじというか他にも演劇エッセイ書いたり、脚本もてがけられたりと多彩ですよね。



私の中では色悪作家と校正者シリーズが完全にＭＹ・ＢＬ小説殿堂入りなのでＢＬ作家様のくくりなんですけど。



タイトルがどうもラノベ感満載なんですけど、読んだらわかりやすく菅野作品でしたｗｗｗ

ウッフキャハハな恋愛ものを期待して手に取ったライトノベル読者がいたらどうすんのよ！と思ってしまいます（サブタイから感じるような浮ついた話じゃないもんで）。



主人公は自宅を改装したブックカフェのオーナー。

彼女がなぜブックカフェを営むようになったのかや、お客としてやってくる友人との関係性などが徐々に明らかになっていきます。

作品は三部構成で、

エンドウ豆の上で眠るお姫様

赤毛のアン

思い出のマーニー

に関連するタイトルがついていて、作品のことに触れられます。

上記作品が未読でも大丈夫です。

色悪作家もそうでしたが、この本を読んだことがきっかけで初めて読む、再読する、そういう感じもありだと思います。

また上記記載以外にも某文学作品が関わってくるんですがそれは読んでのお楽しみ。

最後まで読んだときにうわああって思います（個人的な感想です）。



菅野さんのお話はたまにブッと吹き出してしまう言葉選びがされていることがあって、今作にも2つほどありました（だから電車の中とか公共の場所で読めないんだよ）。

そしてじんわりきちゃうところもあり、あっと驚くところもあり。



普段ラノベは読まないんですけど？というＢＬ作家としての菅野ファンにもお勧めです。



通読に問題ありませんが、中古本なのでヤケスレ等コンディションを気にされる方は購入お控え下さい。



ビニール袋に入れて濡れ防止してメルカリ便で発送予定。



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