YANAGISAWA S-992 ソプラノサックス



　現行のS-WO20の前モデルで、人気のブロンズ上位モデルです。

　管体にはブロンズブラスを採用しており、程よい抵抗感があり、重厚感かつ柔らかくて丸みのあるサウンドが特徴的です。ストレート、カーブドネック付きでシーンに合わせて付け替えが出来ます。



〈状態〉

　2017年に都内有名店で中古品を購入。出品直前の２４年１０月に関西の有名店で点検・調整をしてもらい、２つのネックのコルクも張り替えております。

　本体やネック（特にカーブド）に小傷や汚れ、ラッカーが剥がれている箇所はあるものの、演奏には支障はございません。タンポの状態も問題ないです。ストレートネックはとてもきれいな状態です。

　サックス歴は２０年で普段はテナーサックスを吹いております。持ち替え楽器として定期的に演奏活動、練習に使用していました。特にカーブドネックで演奏し、愛用しておりましたが（そのためラッカーが剥がれております）、コレクション整理のため、手放すことにしました。

　事前に調整、試奏しておりますが、中古楽器にご理解のある方にご購入していただきたいと思います。

　

〈付属品＆配送方法〉

・ハードケース（一部剥げがあります）。カギは申し訳ございませんがありません。

・デタッチャブルネック×２（ストレート、カーブド）

・ケースをプチプチで包装し、楽器用の段ボールでお送りします。



〈最後に〉

　ヤナギサワのサックスは品薄＆高騰が続いており、WO20は６０万円程度で売買されています。

　ヤナギサワのHPによるとS992は１９９８年に発売開始し、世界に先駆けて丹銅を採用したモデルとして賞賛を浴びたといいます。この楽器はシリアルナンバーから、発売直後の９８年ごろの製作と推察されます。ネックのねじ（１２枚目）が現行と違い特徴的だとリペアマンから聞いております。

　ヴィンテージになりつつある楽器を楽しんでいただけましたら幸いです。



〈参照〉

ヤナギサワHP

https://www.prima-gakki.co.jp/catalog/yanagisawasaxophones/history.html

シリアルナンバー

https://www.byebyecoms.com/column/z20200518/#head-1-1