終戦後から半世紀にも渡って、科学と宇宙と人類の夢を追い続けた、唯一にして最後の科学空想作家クラークの最後の大傑作。
因みに他の大傑作は
都市と星、幼年期の終わり、2001年宇宙の旅、海底牧場etc
ガンダムファンにはお馴染みになりつつある、
宇宙エレベーター。
その最初の一機の建設の物語です。
何故そんなものがいるのか。
スペースシャトル一機と一飛行にかかる何千億、何兆円もの、費用と労力が、
ただ重力圏外に物を運ぶエレベーター一機によって、無用の長物と化すからです。
原作では、宇宙エレベーターの誕生によって、人類は宇宙人に、つまり子供時代を脱して、戦争も無くなります。

多分そうはならないでしょう。
いつか、エレベーターだけでもできますように。
宇宙エレベーターが普及すれば、
宇宙観光旅行が100万円で、
ダイヤより丈夫な炭素繊維が安価無尽蔵に作れるようになり、資源の枯渇、奪い合い、と言う概念は、技術を所有するか否かの概念に塗り変わります。
地動説を信仰する国々は無くなるか、でなければ世界最貧国に落ちるでしょう。
それが正しいことです。
ooみたいに、刹那一人が頑張って、心正しい美少女が一人いれば、国が救われるなんて、狂っています。
そう願う前に、イマジンを
世界の歌に統一して、政教分離を人類の鉄則にしましょう。
因みに天皇陛下を敬う心は、宗教ではありません。

最終作とか書いてありますが、
直ぐに撤回されました。

ネコポスギリギリですが、それで送ります。
美品をお求めの方はご遠慮願います。