うちでの小槌は振ると何でも出てくるという小さな槌を意味する 慣用句です
七福神の 一柱大黒天様は
財運 　福徳を司る神様と言われており　 小槌は富をもたらす
象徴として金運アップ や福を
呼び込む 縁起物とされております
打ちでの小槌とは
振ると 富や　宝が　出てきて
願い事も叶うと伝わる
神様の宝物です
幸福 　縁結び 五穀豊穣の
ご利益で知られる
大国主 大神 はこの打ちでの小槌を振って
人々を幸せにしたと伝えられています
そんなめでたくも 縁起が良いと言われ進化して日々全国の人々に愛されるようになったのです 日本の説話や昔ばなにしに登場してくる 宝物の一つです
　　　この打ちでの小槌は緑色のしております
初めから横の方に塗りがうまくいってない 5ミリぐらいのところがあります
写真にとっております ご覧ください
裏には穴が開いております
土鈴のように 何か小さな音のなるようなものを入れるためだと思います
これは初めから開いておりますが 上によく同じ色のものをつけたりはったりしているのは 見たことがあります
表の絵柄は松竹梅です
もちろん 松竹梅はお正月に縁起物として 門松や色々なところに飾られております
中国では昔　3という数字が縁起のいい数字とされておりました 松 竹 梅 水仙のうちから
3つセットにするのがいいと言われたのです
やがて 日本にも伝わりました
まずは 平安時代に 吉祥の象徴となり 松は千年もの寿命があり
長寿延命の木とされておりました
竹はおよそ3ヶ月ほどで親と同じを高さまで大きくなるほど 生命力あふれる植物です
1年中枯れることなく
次々と神芽を出していきます
子孫繁栄の象徴とされております
菅原道真の愛したと梅の花は
厳しい寒さの中でも一番に春を知らせる植物であることから
江戸時代より 繁栄 　気高さ
気高さ　長寿の象徴と言われ
吉祥して平安時代から現在まで
用いられてきました
描かれている 松竹梅のうち
松　竹は分かりますが
赤く色 塗られている点々は紅梅だと思います
　　　この小槌は瀬戸物でできております
そこに緑色の色が塗って ツヤを出しております そう重くはありません蔵に入れたままで使ってはおりませんが 未使用に近いにしておきます　箱無し
高さは約14.5cm 幅9cm
紐の長さは20cm