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※48年前に発行された幼少年指導要領・研究の書物です。

※筑波大学教授 今井 三郎 教士八段 (東京高等師範学校卒) 著

※推薦の言葉

　●財団法人 全日本剣道連盟会長 石田 和外

　●財団法人 全日本剣道道場連盟会長 剣道範士九段 小沢 丘

　●東京教育大学名誉教授・日本体育大学教授 中野 八十二



目次

〇第一章　現代剣道は如何にあるべきか

　（一）現代における剣道の存在的意義

　（二）幼少年の現状と剣道

　（三）幼少年剣道を隆昌に導く基本的問題点

〇第二章　指導のねらい

　（一）身体的機能の増強

　（二）技術的能力の研磨

　（三）精神的要素の育成

　（四）健康管理と安全対策

〇第三章　指導内容の研究

　（一）基本及び基本動作の取り扱い

　（二）基本動作の対人的取り扱い

　（三）対人的技能

　（四）練習の仕方

　（五）幼少年の剣道試合

〇第四章　剣道の評価

　（一）体育評価の一般的原則

　（二）剣道評価について

　（三）指導計画作成上の問題点



あとがき

　世界に誇り得る伝承武技であり、日本人に適した心身の鍛錬法として長い間、特色ある存在として生き続けてきた剣道は、学校、道場を問わず一貫した理念のもとで指導の行なわれることが最も望ましい姿といえよう。

　しかしながら、戦後、学校では体育の一種目という形で取り扱われてきたため、あたかも一般剣道と別な道を歩んでいるが如き錯覚を起こしている指導者すらあることは誠に遺憾なことと言わなければならない。

　特に、幼少年の剣道は対象が学童、生徒を中心にしていることを思うならば、当然、両者とも同じ方向へ向かっての指導がなされるべきであるし、各指導者は立派な幼少年の育成のために信念をもってその任に当り、目的達成を目指さなければならない・・・・・

著者



昭和51年12月1日　第1版第1刷発行

昭和52年 2月1日　第1版第2刷発行

昭和52年 4月1日　第2版第1刷発行

著者　今井三郎

発行者　小沢一雄

発行所　株式会社体育とスポーツ出版社

定価1800円



※裏面に朱印があります。

※ゆうゆうメルカリ便で発送する場合があります。



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