オランダのヴィンテージ/アンティークの
デルフト焼きのデルフトタイルです。
コバルト…美しいインディゴの濃淡を使った
陶芸職人/陶工による手描きの絵付けで
ゴルフをする紳士を描いた作品

16世紀には陶都として栄えていた
オランダのデルフト。
タイル生産は18世紀に最盛期を迎え
ロッテルダムやユトレヒト等
オランダ全土に工房が置かれましたが
総称でデルフトタイルと呼称されます。

コーナーパターンの花の様な絵柄は
ホセコップ(牛の頭)と呼ばれる紋様。

屋外で当時のゴルフのショットを
打とうとする紳士。
ゴルフ遊び/練習の情景は
いにしえに好んで描かれた題材で
人気のあったモチーフでした。
味わいのあるタッチで
どこか挿絵や漫画のひとコマ的な
テイストもあり、親しみ易い作風

シンプルで素朴な美しさ、独創性。
肌理の陶土の突起等、愛おしむべき風情。
元はテラコッタ色の陶粘土。
やや青みのあるまったりした白陶ベースに
コバルトブルーが映え
独特の(錫/スズ)釉薬が透明感、
ほんのりした艶を与えます。


下記は素人計測の為
誤差をご容赦くださいm(_ _)m

横＆横共に13.2㎝ x 厚み7㎜
約217g

【バックスタンプ】
墨黒で714 8
ほぼ消えかけていますが
MADE IN HOLLAND
HANDPAINTED
中央に細い羽？の刻印？

17世紀の作品と伝えられましたが
素人コレクターとしての感覚では
19世紀〜20世紀初頭、中期かなとも感じる
質感と風情で
殆どダメージが無く状態はかなり良いです。
確かな事は分からず恐縮ですm(_ _)m

古いデルフトタイルは一般的に貫入、
欠け、割れ、削がれ、ひび滲み、
色飛び等が見られるものが大半ですが
こちらは製造/初期傷的なものだけと感じます。
側面、エッジにごく微かな削がれが
数個がありますが絵付け面はとても綺麗。
絵面はほぼ無傷と感じる程で
大切にしまい込まれていたのかも知れません。

製作の起点となったのは
日本の古伊万里や中国の景徳鎮の再現。
状態の良いデルフトタイルをお探しのかた
古いタイルがお好きなかたに。
洗面所、キッチン、ダイニング等で
楽しくご活用戴けましたら嬉しいです

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