・20をめぐる20の小説たち
朝井リョウ／清水課長の二重線
阿部和重／Across The Border
伊坂幸太郎／if
井上荒野／二十人目ルール
江國香織／蒸籠を買った日
円城 塔／十二面体関係
恩田 陸／悪い春
川上弘美／20
木皿 泉／20光年先の神様
桐野夏生／マダガスカル・バナナフランベを20本
白石一文／いま二十歳の貴女たちへ
津村記久子／ペチュニアホールを知る二十の名所
羽田圭介／ウエノモノ
原田マハ／ブリオッシュのある静物
樋口毅宏／人生リングアウト
藤井太洋／ヴァンテアン
宮内悠介／法則
森見登美彦／廿世紀ホテル
山内マリコ／もう二十代ではないことについて
山本文緒／20×20

・評論
湯川 豊／丸谷才一を読む
橋本 治 知性の顚覆
鷲田清一／素手のふるまい
──アートがさぐる〈未知の社会性〉
江上 剛／抗争――巨大銀行が溶融した日
中山七里／闘う君の唄を
三羽省吾／Y.M.G.A.
森山大道　詩・赤坂英人／JAM
レアード・ハント　柴田元幸・訳／優しい鬼
葉真中 顕／断罪の果実
大澤真幸／日本的革命の論理――革命の比較社会学に向けて（後編）

・小説
中村文則 その先の道に消える
森 晶麿 俗・偽恋愛小説家
月村了衛／黒警PARTⅡ
岡崎琢磨／道然寺さんの双子探偵
神林長平／オーバーロードの街
高橋克彦／遠野小説
深町秋生／ショットガン・ロード
大沢在昌／帰去来
山本一力／たすけ鍼

・ノンフィクション
石井光太／世界の産声に耳を澄ます

・エッセイ
内田洋子／イタリアからイタリアへ

・レビュー
大澤 聡 　民主主義のリハビリへ
高橋源一郎『ぼくらの民主主義なんだぜ』
前田 塁 　謎と／のテキスト
北村 薫『太宰治の辞書』
トミヤマユキコ 　女の子たちは選択する
朝井リョウ『武道館』
江南亜美子　戦いの痛み、記憶の痛み
倉本さおり　物語の復権

・季評
吉村千彰／世界を見渡す思索的企み
高津祐典／物語は真実を語ることができるか

・報道から小説を読む
市田 隆「正義」と「空気」
伊坂幸太郎『火星に住むつもりかい？』

・本と書店をめぐる物語
高頭佐和子　 熱に浮かされて
中山可穂『男役』

・永江堂書店
永江 朗　 蔵書に苦しむ人のための10冊

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