土湯系　佐藤俊昭のこけし一体です。

福島県土湯の佐藤佐志馬に師事し、昭和35年修業時代の作は、頭小さく胴は太目で中央に黒帯、他は赤ロクロのみの佐志馬風の模様を描いていて表情はおぼこく可憐である。
独立後は格段に木地挽き丁寧となり、目大きく画鬢長目となり、表情大らかで嫌味がなかった。昭和40年代後半になると、胴細く頭大きくバランスよくなり、眉間も狭く表情に品格も出てきた。カセは太治郎型と似て最も簡単なほうに属する。
平成に入ると表情は師匠の佐志馬に近くなり、やや癖のある筆法となった。


商品は胴細く頭の大きなバランスの良い最も脂ののった時期の物のようで　お顔も表情に品格のある上品なこけしです。


サイズ　高さ 30㎝✖️底の直径 4㎝



商品の状態は　かなり古い物の割に割れ・欠け・ヒビ・キズ等のない美品ですが　日が当たっていたのか　お顔は大丈夫ですが首下上半身にうっすら色褪せがあるようで　胴の背中側を見るとうっすら茶色のラインが赤のラインの間に入っていますが　前面では　色褪せているのか確認できません。

色褪せはございますが　それ以外は問題なく　年代を感じさせる僅かに飴色に変色している味のある逸品となっており　底部の銘も達筆に入っております。

胴体中程に小さな節がございますが　いい味になっております。


存在感のあるサイズの物です。

コレクターの方いかがでしょうか。


発送は緩衝材で梱包の上　リサイクル段ボールに入れて　メルカリ便でのお届けとなります。






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佐藤俊昭
佐藤佐志馬
2600〜