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こちらは、京塗の喰籠になります。

作者は、平安満樹（上杉満樹）さんです。

八角形で表面はヘギ目、溜塗の綺麗な喰籠になっています。

色合いも落ち着いた喰籠で、上品な感じの中にも侘びな感じもあります。

手洗いしながら状態を確認しまして、蓋の表面に漆のひび割れ？の箇所がありますが、ヘギ目塗がある意味幸いして、見えにくい感じにもなっています。

蓋裏には目立った傷もありません。

内側も目立った傷や汚れなども無く、角の漆のひび割れなども無く、綺麗な状態です。立ち上がりに蒔絵もあり、蓋を開けた時も目を引く漢字になっています。

底には使用による擦れ傷があります。

大きさは、計測地点で、横幅が約２３ｃｍ、縦幅が約２３．３ｃｍ、高さが約９．５ｃｍで付属品は共箱、共布です。

共箱に経年による変色などがありますが、蓋の表面のひび割れ？を除いては喰籠本体に目立った傷や汚れなど無く綺麗な状態で、普段のお稽古から月釜や研修会、きちんとした機会に人前に出されても問題ありません。

まだまだ十分にお使い頂ける状態です。