和蝋燭職人HAZEさんに特別に作ってもらっている
世界に一つだけの真菰入り和蝋燭。

HAZEヘイズさんは、埼玉県川越市の小江戸の町並みに、
工房を併設した和蝋燭屋。

室町時代から続く、和蝋燭。

室町時代より前。人々は、太陽と共に生活し、月明かりを頼りに歩いた時代...
中国から仏教の伝来と共にミツロウが原料のミツロウソクが日本に渡ってきた。

なんと便利な灯具！
この素晴らしい灯具を、なんとか自分たちでも制作することができないか...と、試行錯誤の末に生まれたものが、櫨（はぜ）の木の実を原料にした和蝋燭です。

江戸時代後期には灯油ランプ、明治時代にはパラフィン蝋燭が伝来し、
より便利で安価な灯具が流行ります。それゆえ、和蝋燭の使用頻度は減っていく。

和蝋燭は、分業制で成り立っている。
櫨蝋屋、灯芯屋、蝋燭屋の３つが連なって、出来上がる。

櫨蝋屋
櫨蝋を製造している会社は、福岡県と長崎県で２軒。
原料の櫨を栽培する櫨畑を管理し、収穫した櫨の実を蝋にする工程までを担っている。

灯芯屋
灯芯を製造している会社は、奈良県で１軒のみ。
和蝋燭の芯は和紙とい草と木綿で作られており、全て手作業
コットン製の芯に比べ、和蝋燭で使う灯芯は太いので、灯りが大きいのも特徴

蝋燭屋
全国に10件前後です。多くが江戸時代から続く、老舗の蝋燭屋さん。
手がけで一本ずつ制作する技法や、型流し製法で、職人たちが制作

2012年、和蝋燭の研究を始めたHAZE

代表の櫨佳佑は幼少時代より滋賀県の母方のお墓まいりの際、和蝋燭を買って行く
会社員として働いていた2011年、東京で東日本大震災に合い、そこで大きく価値観が変わる

2012年、同僚の寺澤に和蝋燭をあげたところ、関東出身の寺澤は和蝋燭を初めて見た。
「和蝋燭を知らん人がおるんや。という櫨の衝撃と、
「日本にこんな素晴らしい伝統工芸品があるんだ…」という寺澤の衝撃。

衝撃体験が重なり、HAZEとしての活動が始まる
のち2016年ごろ。櫨佳佑は、全国の和蝋燭屋、灯芯屋に、挨拶回りの旅を始めます。

老舗の和蝋燭屋から聞く実態、伝統を重んじる分業制の重みなど、肌で感じた「和蝋燭業界」の雰囲気があったでしょう。

HAZE和蝋燭　同じ火には二度と会えない

#まこも
#真菰
#マコモ
#まこもだけ