端州名硯「端渓硯」

中国広東省肇慶市（旧名:端州）を産地とする“端渓石”と呼ばれる種類の石を素材として作られた硯の名称です。
出現時（初唐）から“硯の最高峰”として絶対的な地位を誇っています 。

縦21cm×横16cm×高さ5.5cm

25年以上前に、書道師範代の母が中国に研修旅行に先生方と行った際に現地にて購入しました。
訪中の記念にと、かなり重いのに頑張って大事に持って帰ってきていました。
大変気に入っていて大事にしすぎて、結局あまり使わないで、自宅にて保管していました。
とても繊細に彫られた鳳凰と松が素敵なデザインの硯だと思います。

石紋も豊かで素敵な表の一面と裏面も使える
両面硯になっています。唐木蓋台入りです。

長期自宅保管品で、古い物ですので、唐木蓋台の角が少し欠けています。硯の本体は欠けた部分は有りませんが、長年のホコリ汚れは有ります。
全体的には良い状態の方だと思います。

古い物なので、完璧な物を求める方や神経質な方の購入は御遠慮願います。


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