「パーフェクト・ブルー」

直木賞作家、宮部みゆきさんの初長編作品の文庫版です。



だいぶ前に中古で購入した本で、

カバーの端は折れたり変色したりしていて

裁断面は少し日焼けもしています。



瀧本美織さん主演でドラマ化もした作品の原作です。

ドラマは見ていなかったのですが

番宣で瀧本さんが呟いていた「パーフェクトブルーって何？」

というセリフを半数しながら読みました。



流石は宮部みゆきさん、初の長編ながら

色々なところに伏線を仕込んでいて

情景描写も心理描写も読みやすく、

ぐいぐい引き込まれます。

長編ですがあっと言う間に読み終わるので

ちょっとした隙間時間におススメです。



ただ、ラストが…よく言えば余韻が残るのですが

救いがないというか、今後を考えてしまうというか、

実際ありそうでうすら寒いというか…

まあ、救いのない話に爽やかな文題は著者の得意分野なので

初期の一面を知れてよかったなと私は思いました。



OPPに包んで雨対策をした上で、

匿名配送のネコポスで発送予定です。



「購入してもよいですか？」等の事前確認は不要です。

思い立った時に、どうぞ、そのままご購入へお進みください。





著者：宮部 みゆき

定価：620円+税

発行：2001年4月27日　新装版初版

発行所：株式会社 東京創元社





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