「図説 戦国北条氏と合戦」

黒田 基樹

定価: ￥ 1800



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強敵がひしめく戦国時代の関東で、なぜ五代100年にわたり、覇者として君臨できたのか？最新の研究成果をわかりやすく解説し、関連する写真・図版を豊富に掲載



目次

はしがき

第一章　伊勢宗瑞

　　解明された？ 出自と年齢

　　宗瑞が駿河に下向したのはいつか

　　足利茶々丸を追放し、伊豆を奪取

　　小田原城を攻略したのはいつか

　　相模をめぐる名族・三浦氏との戦い

　　上総へ渡海し、周辺城郭を攻略

　第二章　北条氏綱

　　北条への改姓、相模支配の正当性を得るのが目的

　　武蔵をめぐる扇谷上杉氏との攻防

　　氏綱包囲網が形成され、苦戦を強いられる

　　房総諸勢力の内乱に介入し、上杉朝興方勢力を減退させる

　　両上杉氏を蹴散らし河越城攻略

　　富士川を渡り、駿河守護・今川義元と抗争

　　第一次国府台合戦に勝利し氏綱が関東管領職就任

　第三章　北条氏康

　　武田信玄・今川義元の侵入を受け、氏康が最初の大きな危機を迎える

　　河越合戦の激闘を制し、扇谷上杉氏を滅亡させる

　　上野国平井城を攻略、憲政は越後上杉謙信の元へ

　　くせ者の国衆たちを従属させ、上野一国領国化

　　古河公方足利義氏を擁立

　　武田・北条・今川による三国同盟が締結される

　　北条家所領役帳の作成と氏康隠居の意味

第四章　北条氏政

　　氏政の登場と代替わりに行われた徳政令

　　深刻な領国の飢饉状態に攻め込んできた上杉謙信

　　打倒信玄のため上杉謙信と同盟

　　謙信との同盟を破棄し武田氏と同盟を結びなおす

　　東国の重要拠点・関宿を奪い取り、里見氏を追いつめる

　　越後上杉氏の家督争いが勃発し武田勝頼との関係が悪化

　　勝頼に対抗するため、織田信長への従属を表明

第五章　北条氏直

　　織田政権から自立し神流川で滝川一益と戦う

　　武田遺領をめぐる徳川家康との争い

　　家康の娘・督姫と祝言をあげ上野国衆の討伐を本格化

　　秀吉へ対抗するため、家康との連携を強化

　　家康が秀吉のもとへ出仕し北条氏も従属

　　北条氏邦家臣猪俣邦憲の思わぬ行動で秀吉との全面対決

　　運命の小田原合戦、氏政・氏照に切腹命令

コラム

　　小田原合戦を生き延びた北条一族



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