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こちらはフランスを代表する世界最高峰クリスタルブランド、オールド・バカラ（Baccarat）が、1855年の第三回パリ万国博覧会に出品する為に試作した、オパーリンクリスタルガラス製金彩エナメル大型花瓶(壺/花器/フラワーベース/インテリア/オブジェ)です。



1845-1870年頃。



ずっしりと重い宝石のように美しい乳白色ガラスに、盛り上げ気味に隆起したエンボス加工の草花がエナメルで彩色され、縁は金彩で彩られております。



今回のブルーカラーはバカラのオパーリン花瓶作品群の中でも非常に稀少です。



1936年より以前の作品なのでバカラのサインはありません。



バカラ社が選りすぐりのガラス職人をヨーロッパ各地から集結させ、パリ万国博覧会に出展したオパーリンガラスの中でも、特に秀逸な出来栄えであることは間違いありません。



現存する数の非常に少ない、手に入れる事が難しい御品です。



【寸法】

高さ　約20.2cm



【状態】

時代的な小傷はございますが、非常に美しい状態です。

ヒビ、貫入のような筋跡が見られますが、制作時に出来た型吹き成型による焼ヒビ（いわゆるバリ ）と言われるもので、ダメージではありません。

(アンティークの御品です)