ご覧いただきありがとうございます。なぜ普通のそろばんなのにこんな高いんだろうと思った方。ぜひ、最後までご覧ください。きっと理由が分かるはずです。

このそろばんは僕の想いが詰まったそろばんです。
2009年。小学5年生の頃から使っていたそろばんです。当時小学校でそろばんを習っている人は誰もおらず、1学年120人ほどいる学校でしたが、そろばんの打ち方を知っているのは自分だけでした。皆は野球やサッカーのクラブに入ったり、英会話や習字の習い事に通ったりしている中、自分はいつもやることが無くて「暇だな、暇だな」と言っていました。「何か熱中できることはないかな、皆の様に好きなことに熱中したいな。でも、自分は運動できないし、今更入っても皆には勝てないしな、、、」と思っていた時にそろばんと出会いました。両親にお願いしてそろばん教室に通わせてもらうことになりました。がきんちょ小学生であった自分にも優しく指導してくださった先生のおかげでそろばんがすごく好きになりました。次第に学校でも、そろばんを打つようになり、クラスのメンバーがすごいすごいとそろばんに興味を持ってくれるようになりました。そろばんが大好きになった私は数学の授業だけは誰よりも自信がありました。学年1位の子にも計算のスピードだけは負けない自信がありました。中学校に入学してからは新しく卓球部に入部し、朝、夕と忙しくなってしまったため、そろばんとの距離が離れてしまったのですが、いつも頭の中にはそろばんがありました。数学の成績だけが毎回5段階評価で1番高かい５でした。高校、大学と進学しても数学が1番の得意教科であったことには変わりありません。すべてのきっかけを作ったのが小学生の時のそろばんを通しての経験です。この思いの詰まったそろばんに別れを告げようと思います。理由は２つあります。
一つは、使われていないそろばんが可哀想だと感じること。過去に捉われないで未来へと進んでいこうと思うこと。
二つは、自分自身未来への資金調達が必要なこと。
です。

ぜひ、そろばんを愛してあげられる方に使っていただきたいです。そのほうがこのそろばんにとっても幸せだと思います。いただいたお金は自分自身の挑戦資金にします。
将来社長になり、多くの人に笑顔を届けられるように、頑張ってまいります。
是非お手紙送らせてください。