書道・篆書の臨書によく使われる呉譲之の「篆書帖」です。

清雅堂が昭和42年に刊行したコロタイプ印刷の臨書手本です。印刷に網点を使わず、連続階調で運筆を表せるコロタイプ印刷は、当時、最高の臨書手本でした。

写真２でご覧いただけるように、まず見開きで「篆書帖」７４文字が一覧でき、その後、順を追って１頁４文字ずつ臨書用に印刷されています（写真３，４，５）。手本として貴重ですし、現代の目から見て、美術デザインとしてもその曲線の美は素晴らしいです。57年前の和綴じの本で、箱や本体に少し汚れは有りますが美本です。



本体サイズは

縦　32.4センチ、横　23.2センチ、厚　0.4センチ。

箱付きです。



なお、他にも清雅堂のコロタイプ印刷の臨書手本を何点か出品する予定です。よろしければご覧ください。



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