文庫化された「百年の孤独」のあとがきにて、筒井康隆氏が強く推薦されていた作品です。

集英社の文庫版で、現在アマゾンでは3000円前後で取引されてます。

この機会にぜひ。

「族長の秋」
鼓 直 / ガブリエル・ガルシア=マルケス

大統領は死んだのか？
大統領府にたかるハゲタカを見て不審に思い、勇気をふるい起こして正門から押し入った国民が見たものは、正体不明の男の死体だった。
複数の人物による独白と回想が、年齢は232歳とも言われる大統領の一生の盛衰と、そのグロテスクなまでの悪行とを次々に明らかにしていく。
しかし、それらの語りが浮き彫りにするのは、孤独にくずおれそうなひとりの男の姿だった。
解説＝中島京子

ガルシア=マルケス,ガブリエル
1928年生まれ。コロンビアの小説家。新聞記者としてコラムや特派記事などを多数執筆する傍ら創作活動を開始する。
初期の代表作『大佐に手紙は来ない』の完成後、魔術的リアリズムの頂点と謳われる『百年の孤独』を発表。1975年、“独裁者小説”の傑作『族長の秋』を完成させる。
1982年、ノーベル文学賞受賞。

#鼓直 #鼓_直 #GarcíaMárquezGabriel #ガルシア・マルケス #本 #外国文学／小説・物語