帰省先の妻の実家で、紙袋一杯の「現状使えない時計」や「古いラジオ」を何故か無理やり持たされ帰って来ました。

てっきり「地元の名菓」か何かと思ったもんですから、「頂く訳には…………。」等と遠慮しましたが、帰りのバスの中で袋を開けて、一同ビックリした次第。

「あなたが時計を修理できることを、ちょっと話を盛って父に話した事がいけなかったかしら」と妻。おいおい、勘弁してくれよ。本業は時計屋じゃないぞ。

電池交換したりオーバーブロウしたり、手を尽くしてみるけれど、ちゃんと稼働して使えるようになったら連絡してお返しするんですよ。

いくつかの時計は全くうごきませんでしたが、それでもいくつかは再生できました。部品を調達したり、だいぶ手間暇のかかる仕事でした。

その後、義兄や義妹達と改めて話し合い、使えるものをお返ししましたが、この時計だけは残りました。

どうやらジュニアサイズで、文字盤がいささか見難い、デザインがバブル期を彷彿とさせる何となく古臭いのが、どうにも引き取り手の無い訳のようです。

そんな一本ですが、電池交換済みで、まだまだ稼動致します。見劣りしない輝きもあります。徹底的に値段下げて出品させていただきました。もう少しの値下げもOKです。よろしくお願いします。