「香港路面電車の旅 : トラムには香港のすべてがみえる窓がある」
永田 幸子 / 小柳 淳　著者サイン入り
定価: ￥ 2200


写真：永田幸子
文 ：小柳 淳

写真家 永田幸子は あとがきに

「香港島をくまなく走っている二階建ての路面電車「トラム」は、長い間香港の人々に愛された市民の足として親しまれてきました。
１９０４年７月30日開業して以来、現在でも走り続けています。旅行者は道に迷うと、トラム沿線に戻り、トラムに乗っては次の目的地まで行くという事を繰り返していけば迷子にもなりません。
全身、派手な広告を身に纏い、ゆっくり走るトラムの二階席の車窓から見える香港の街はとても魅力でした。
人が溢れる繁華街、群の建ビル群の建つ、ビジネス街、海産物や漢方薬の匂いがトラムの中まで漂ってくる古くよき香港の街並み。
トラムの車窓から香港の風景や人々の暮らしが見えてきます。そして香港の喧躁を肌で感じながら、
人々の息づかいにパワー溢れるエネルギを感じます。」と述べています。