現代世界文学全集　サルトルとボーヴォワール著（ 嘔吐・他人の血）
白井浩司、佐藤朔訳

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本品は現代世界文学全集からサルトルとボーヴォワールの嘔吐と他人の力です。

50年ほど前の初版であり、経年による傷みが御座いますが、紙質良くページに大きな汚れや傷みは御座いません。また発送前に紙が痛まない程度に拭き取りを行います。

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【著者紹介】
1. サルトル
　サルトル（1905年6月21日 - 1980年4月15日）は、フ
　ランスの哲学者、小説家、劇作家。内縁の妻はシモ
　ーヌ・ド・ボーヴォワール。右目に強度の斜視があ
　り、1973年にはそれまで読み書きに使っていた左目
　を失明した。自らの意志でノーベル賞を辞退した最
　初の人物である。

2.ボーヴォワール
　ボーヴォワール (1908年1月9日 - 1986年4月14日)
　は、フランスの哲学者、作家、批評家、フェミニス
　ト理論家・活動家である。20世紀西欧の女性解放思
　想の草分けとされる『第二の性』(1949)、ゴンクー
　ル賞を受賞した自伝小説『レ・マンダラン』(1954)
　など多くの著書を残した。主要著書はほとんど邦訳
　されている。

【作品紹介】
1. 嘔吐
　嘔吐』（おうと、La Nausée）は、実存主義者の小説
　家サルトルが1938年に著した小説である。大学教授
　であった頃の作品で、彼の著作の中で最も良く知ら
　れるものの1つである。カフカの影響を受けていると
　される。原題（La Nausée - ラ・ノゼ）は直訳すれば
　「吐き気」を意味する。


　ある絶望した研究者が事物や境遇によって彼自身の
　自我を定義する能力や理性的・精神的な自由が侵さ
　れているという確信に至り、吐き気を感じさせられ
　る様子が描かれている。

2. 他人の血
　非常にハードボイルドな小説。理由は「文体」。原
　文がそうなのか、あるいは翻訳で調節しているのか
　はわかりませんが、冷酷で簡潔な文体です。また内
　容としては実存主義哲学を扱わんとしています。

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