人の脳は、裏切り者や社会のルールから外れた人といった、わかりやすい攻撃対象を見つけ、罰することに快感を覚えるようにできている。他者に「正義の制裁」を加えると、脳の壊落中枢が刺激され、快楽物質であるドーパミンが放出される。この快楽にハマってしまうと簡単に歯抜け出せなってしまい、罰する対象を常に探し求め、決して人を許せないようになっていくのだ。
こうした状態私、私歯正義に溺れてしまった中毒状態、いわば「正義中毒」と呼んでいる。この認知構造は。依存症とほとんど同じだからであるのずっと言い続けているのだが、あまり自覚的になってもらえる人は少ないようで、残念だ。正義中毒の犠牲に、あなたも、なってしまうかもしれないのに。
中居君事件から端を発したフジテレビ問題が良い例である。

購入後、数回読んだだけなので状態は良いと思います。ブックカバーをつけた状態で、追跡・補償付きのネコポスで発送いたします。なお、価格調査の上、最安値で価格設定いたしました。値引きは出来かねますので、ご容赦いただき、ご検討をお願いします。

★★★★★★★ 商品情報　★★★★★★★
発行所：株式会社新潮社
発　行：2023年12月15日　11刷
定　価：946円（税込）
監　修：中野信子（なかの・のぶこ）
1975年生まれ。脳科学者、医学博士。東日本国際大学特任教授、京都芸術大学客員教授。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。『不倫』『毒親』など著書多数。
目　次：
はじめに
第一章　承認欲求と不安
第二章　脳は、自由を嫌う
第三章　正義中毒
第四章　健康という病
第五署　ポジティブとネガティブのあいだ
第六章　やっかいな「私」
第七章　女であるということ
第八章　言語と時間について
あとがき
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★