正絹の献上博多織の名古屋帯です。

博多織独特の独鈷と花皿のくっきりした一本独鈷の文様です。

シャキッとした風合いの伝統的な洒落帯です。

しっかりした生地で、トンネル仕立てになっています。写真5.6

通年の帯ですが、これからの季節にも
キリっと締めていただきたいです。

☆柄

独鈷
仏具の一種で煩悩を打ち砕くのに用いられるとされ、その独鈷を回転させた時にできる文様を図案化したもの
一本だけいれたものを一本独鈷という

花皿
仏具の一種で文様化したもの


☆博多織

他の帯地に比べて、緯糸が太く、経糸が密になっています。
盛り上がった帯地には緯糸は見えず、横に畝が見えます。他の帯は緯糸で文様を表していますが、博多織は経糸で文様を表します。

強く打ち込んだ緯糸が、大きく息をした時やきつく締めた時にキュッとなるのも博多織ならではです。
また、結びやすく、着崩れしない帯として
定評があります。



長さ約358センチ

タレ先から87センチあたりの折った所に薄汚れがあります。お太鼓には出ない所だと思います。
　　　　　　　写真7
タレ先から138センチあたりに色が少し抜けている所があります。 写真8

素人検品ですが、あとはコンディションがいいと思います。

以上の点、お気になさらない方のご購入をお願いいたします。

小さく畳んでの発送を予定してます。

写真の大島のお着物は、3点纏め売りで出品しています。このお着物一点でも、帯とセットできますので、ご要望ありましたら、コメントください。価格相談させていただきます。