学研の新世紀百科辞典です
定価7,150円（税込）の商品になります
総ページ数２２６６ページに及び、各種カラーページまである大著です
未使用品のため中身は非常にきれいな状態ですが、経年劣化が小口、天部分等にございます
画像よりご確認ください

出版社 ‏ : ‎ Gakken (1978/10/1)
発売日 ‏ : ‎ 1978/10/1
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 2266ページ

商品説明（序文より）：
言語面における一国文化の集約としての辞典に対する最も素朴な 期待。 そして同時に最も高度な期待のひとつは「あらゆることば、 あらゆることがらが引ける」ということであろう。

この期待は、通例、満たされない。 既存の辞典は事項辞典(百科 事典)と言語辞典(国語辞典)とに分化しているからである。前者 においては、各専門分科の用語の解説を集めても、そこにことばと しての検討 反省は加えられず,かつ国語の基本的な一般用語は項 目としてとりあげられない。 また、後者は多く従来行なわれてきた。 用語解釈の整理・再編にとどまり、諸分科の現代的発展の成果は まれにしかとり入れられず,かつ専門用語・固有名詞の類に至って は例外的にしか項目として採録されない。

これら分化した辞典は、それぞれにすぐれた意義をもつ。 また、 わが国で特にこの分化の傾向がきわ立つのは、明治以後の、さらに は近年の世界的な文化の交流と諸科学技術の発展に伴い, 文化と 言語の伝統にある種の混乱 断絶の生じていることが、その一因で あろう。しかも、この事情こそ、総合的な辞典の必要性をさらに緊 急のものとする。
現代生活の中にある日本語の全体の姿を反映し、 かつさまざまな 知的実用の要求にこたえる総合的な辞典の実現をして,われわれ は1968年に 「新世紀大辞典」 第一版を刊行した。 項目には、基本的 な和語・英語・外来語と並べて、各分科の専門語。 内外の人名地名 の類を広く採用した。 解釈には、国民多数の立場で必要十分な, 正 確な定義を見いだすことに努め、 項目によっては、その上にさらに 詳細な解説を加えた。 日常用語にも、関連する専門領域からの検討 を補うことに留意した。 図版約1万点を含む大著である。