【内容紹介】
本書『孤島の発見』は、宮古島の魅力を深く掘り下げた作品です。美しい風景や文化を写真と共に紹介し、読者に新たな視点を提供します。

2007-11 発行

【特徴】
この本は、特に沖縄の自然や人々の生活に焦点を当てており、旅行者や文化愛好者にとって貴重な資料となります。写真のクオリティも高く、視覚的な楽しみを提供します。

【おすすめポイント】
沖縄の隠れた魅力を知りたい方や、旅行計画を立てている方に最適です。特に、宮古島に興味がある方には必見の一冊です。

- タイトル: 孤島の発見
- 著者: 和田文夫
- 出版社: ガイア・オペレーションズ
- 言語: 日本語

【まえがき】

南の島に遊びに行くのに、理由などいらない。
沖縄・宮古島の美しい風景写真＋エッセイ集。
眺めているだけで、ほのぼの、うっとり、ほっとひと息つける写真集。
宮古島の碧い海、広々とした水平線、白砂の浜辺、大迫力の雲、郷愁を誘うサトウキビ畑などが堪能できる。
貸切。池間島、東海岸。
・・・・
まえがき
2003年10月5日、初めて宮古島を訪れた。
なぜ宮古島へ行ったのか、今ではまったく思い出せない。
前月の9月11日は、日本の観測史上で歴代7位となる台風14
号が
最大瞬間風速74.1m/sを記録して駆け抜けていった。
宮古空港から宿泊先のホテルへ向かう途中、コンクリートの電柱が何本もなぎ倒されているのを見て唖然とした。
いっぽうで、空の広さ、土や風の匂いに心をうばわれた。
最近では年に数回、宮古島を訪れる。
なぜ、宮古島に行くのか。宮古には、何があるのか。
よく人にきかれるが、即答できない。
その答えを探すために、宮古で撮ったスナップ写真を見ながら考えてみた。
宮古に興味のない人には、もちろん、どうでもいい話だ。
南の島に遊びに行くのに理由などいらない。
だが、私は知りたい。
なぜ、宮古島に引きよせられるのかを。
この本は、きわめて私的な自問自答集である。
孤島の発見 沖縄・宮古島原初の力を浴び
にゆく