北欧フィンランドのラップランドの先住民族サーミ族の鮮やかな色使いと美しい刺繍の伝統的な衣装であるガクティをまとった、直立だと目を開け傾けると目を閉じる〈スリーピングアイ〉の人形です。

高さ（約）30cm

Vintage Saami Lapland Doll In Traditional Ethnic Sami Lappi National Dress Costume Collectible Folk Doll Rare Finland

◎ラップランドのサーミ族
ラップランドは、スカンジナビア半島北部、北極圏に近い地域です。そこに暮らす先住民族のサーミ族は、ヨーロッパ最古の先住民族の一人です。

◎サーミ族の特徴
・生活はトナカイ遊牧が伝統的な生業です。厳しい寒さの環境で、トナカイとともに移動しながら生活してきました。 自然を敬い、その恵みを受けながら暮らし自然と共生する文化を持っています。

・言語は独自のサーミ語を話します。
フィン・ウゴル語族に属し、スウェーデン語やノルウェー語などとも関係が深い言語です。

・ヨイクと呼ばれる伝統的な歌があります。自然や生活の様子を歌い、語り継いできました。

・近年のサーミ族は、気候変動の影響でトナカイの放牧が難しくなるなど、伝統的な生活様式が脅かされています。
しかし、サーミ族は独自の文化を守りながら、現代社会にも適応しようとしています。

・サーミ族は、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアの4カ国にまたがって暮らしています。サーミ族の文化は、北欧の文化に大きな影響を与え伝統的な知識や技術は、持続可能な社会を作る上で貴重な資源となっています。

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