福岡隆 「人間・松本清張」 初版・昭和43年・大光社・帯

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「・・プロ速記者で作家 福岡隆の「人間・松本清張」(1968.11 大光社)である。図書新聞に連載されたものだ。

福岡は清張がベストセラー作家になっていた1959年秋に、文藝春秋の紹介で清張の速記者になった人物で、他の作家(谷崎潤一郎 五味康祐など)も担当した事はあるが、清張専属となり約9年に渡って担当。一時は月産1000枚と言われる量産を支えた。

もちろん清張本人は字が上手いのは事実だろうが、作品原稿は速記者が清書したものが殆どでは。50歳で書痙を患ったというが、これはちょうど1959年に当たり、関連している。

同時進行で連載されている数作品を淀みなく口述できる清張だが、人名や設定の感違いを正すのや口述を原稿に置き換える時の枚数換算など、プロ速記者という女房役の協力なしで膨大な作品群を成し得なかったのでは、と本書を読むと思えてくる。

速記を担当した黄金期(「日本の黒い霧」「砂の器」「霧の旗」etc)の作品についてや清張一家と関係者の思い出のほか、女性速記者ではメガネの子が嫌いだったとか、カンヅメになるホテルの事、石橋を叩きつつ作家専業(1956~)となった過程、電話を使っての取材、書き溜め、60代になった頃には総入れ歯だった事、歴代お手伝いさんの話など興味深い。家を建てるため土地を見に行く時や取材・講演旅行にも同行(列車車中での口述速記も)しており、福岡は信頼されていた。

しかし1968年、終わりは突然やって来る。長時間 拘束されているのに創作のペースが落ち速記の仕事も減少、「作家として終わりが来ているのか」と収入面で不安が募ってきたのが原因だが。これは清張の体調不良もあったようで、果たして福岡が辞したあと、胃潰瘍で入院する。但し才能の枯渇は無く、死ぬまで書き続けたのは ご存知の通り。

ゲスな暴露本では無いから、清張の偉業(取材を編集者に頼む事はあっても、代作者はいないと断言)を汚すこともなかろう。この機会に、ぜひ両氏を結びつけた文春から注釈付きで復刻を。」(J・KOYAMA LAND)





大光社・昭和43年11月初版発行の福岡隆「人間・松本清張」帯付きです。経年のヤケが少しありますが、シミや書き込み、蔵書印などはありません。本作品は1978年に本郷出版から新装版がでています。

56年前の古書であることをご理解の上、購入の検討をお願いいたします。
(質問合計:0件)
目前沒有任何問答。
cyndi0082
2017-06-10 10:01
テレビ付きですか?
chan_ta55
2017-06-12 18:41
ご質問ありがとうございます。地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル放送対応(4チューナ搭載)です。ご検討の上、よろしくお願いいたします。
savugaz1985917
2017-06-11 12:24
テレビ付きですか?
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