夏目漱石『山鳥(永日小品) 自筆原稿複製』(新撰 名著復刻全集 近代文学館)
「永日小品」(えいじつしょうひん)は夏目漱石の小品(小品とはちょっとした作品のこと)。春陽堂刊の『四篇』に収録されています。こちらはその「永日小品」うちの「山鳥」という短い文章の自筆原稿複製です。紹介状も持たずに突然現れた青年。その青年が持ってきた山鳥をみんなで食べるところから始まる話。山鳥をさげた青年の唐突さとか、青年を応援する心情とか、漱石らしい冷静なコミカルさのなかに人情味が見え隠れする味わい深い文章です。
原稿用紙は漱石山房のもの。橋口五葉デザインによる漱石特注の原稿用紙です。「朝日新聞」所属の小説家であった漱石がかきやすいよう当時の「朝日新聞」新聞小説の版組に合わせ1行19字詰にできています。
原稿用紙(上-1)
右上に折れが御座います。
#夏目漱石
原稿用紙は漱石山房のもの。橋口五葉デザインによる漱石特注の原稿用紙です。「朝日新聞」所属の小説家であった漱石がかきやすいよう当時の「朝日新聞」新聞小説の版組に合わせ1行19字詰にできています。
原稿用紙(上-1)
右上に折れが御座います。
#夏目漱石
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