☆ご覧頂きまして有難うございます。

☆商品は、筒井康隆の小説「富豪刑事」•「男たちのかいた絵」•「緑魔の町」•「１２人の浮かれる男」です。
＊「富豪刑事」：キャデラックを乗り回し、最高のハバナの葉巻をくゆらせた“富豪刑事“こと神戸大助が、迷宮入り寸前の五億円強奪事件を、密室殺人事件を、誘拐事件を•••••次々と解決してゆく。金を湯水のように使って。
靴底をすり減らして聞き込みに歩く“刑事もの“の常識を逆転し、この世で万能の金の魔力を巧みに使ったさまざまなトリックを構成。SFの鬼才がまったく新しいミステリーに挑戦する。
＊「男たちのかいた絵」：おくびょうで意気地なしでも、拳銃片手に怖いものなしーーチンピラやくざの、カッコいい兄貴分へのあこがれが、屈折した心情に映し出される時、オナニズム、同性愛、エディプス•コンプレックス、多重人格などの持主を主人公にした、筒井康隆の強烈な世界が展開される。
『夜も昼も』『星屑』『二人でお茶を』など、ジャズのスタンダード•ナンバーにのせておくる奇妙な味の連作小説集。
＊「緑魔の町」：市役所の住民台帳からぼくの名前が消えている! 級友や家族たちさえもぼくにつめたい目を向ける。なんだかようすが変だ。ぼくは、いったいだれなんだろう？
真っ黒な地下倉庫にとじこめられ、やっとのことで、換気口から脱出した武夫を待っていたのは、奇妙な世界だった。そういえば、きのう倉庫にとじこめられている間に、UFOらしいものが飛来して、“なぞの光線“を放っていたという。これは、人類の存在をゆさぶるような、たいへんなことが起こっているかもしれない。怪物「あかなめ」に追いつめられて、町から脱出しようとあせる武夫。著者のサスペンスSFの最高傑作。
＊「１２人の浮かれる男」：日本に陪審制度が復活した。おれたちゃ最初の陪審員。マスコミがこんなに注目しているのに、無罪の被告をそのまま無罪にしたんじゃつまらない。なんとか殺人罪にできないものか•••『１２人の浮かれる男』
新婚スタアの新居びらきパーティにやってきたのは、夫の情婦に妻のヒモ、はては白熊、ターザンまで。大ドタバタのなかでくりひろげられる殺人劇、処女戯曲『スタア』など戯曲全５篇。

☆４作品はいづれも昭和５０〜６０年台に発刊された本ですので、それなりの経年劣化により、すれや褪色が見られます。

☆即購入OKです。