このページは警鐘の意味も含まれていますので、ご購入希望の方はコメントを下さい、専用ページを作ります。



Xで記事にもしましたが、最近ソフトブリムと言いながら実は違うキャップを見かける事が増えまして。

購入される方には大した事では無いと思いますが、作り手としては、キャップを作れるなら「誰にでも作れる庇」と、「誰にでも作れない庇」を一緒にされるのはちょっと寂しい気もしまして、今回のキャップを作ってみました。



まず、Xに上げたキャップの庇芯は、ペフ（堅いスポンジの様な物で今回ソフト芯と呼んでいる芯です、以降ペフと呼びます）とポリ（一般的な芯に使っているベルポーレンの業界の名称）を貼り合わせた芯でそのままペフポリ芯と呼びます。

画像の庇は表面にペフを使った仕様ですが（庇裏の画像でステッチが沈んでいないので見れば解ります）、この使い方ですと逆に反りがでますので、一般的には表裏は逆（ペフが裏）にして使います。



弊社としてもここ数年ペフ芯を使ったキャップをかなり作って来ました、作業性を考えて殆どフチ巻き（手巻き）の仕様で作っていますが、過去に数点、包む仕様で量産もしています。

ちょっと大変ですが、出来ないわけでは有りません、向上心を持って尽力すれば何とか成ります。



このように、見た目にはそこまで変わらず、購入された方はもしかしたら気が付かないような事で、ブランドさんも帽子メーカーに言われたまま（ペフ芯は包めないを）信じたのかもしれませんが、作り手としてはもやもやするところです。



弊社はペフ（ソフト芯）を包んで庇を作れますが、洗濯等でペフの縮みが出てシワがかなり入るので、あまりお薦めはしません。

※素材によります。



素材　RN5043　綿75％和紙25％

カラー　レンガ

サイズ　57〜61cmぐらい（こちらをメンズフリーとしました）

庇のサイズ　長さ　8.5cm　巾　20c

庇芯　　硬質ペフ　3mm（ソフト芯）

深さ　　33cmぐらい　少し深め

重さ　　約40ｇ　軽いです。

パターン　HUAW-15型



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