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経年による変色の他、角の破れ、スレなど使用感が強いです。

ホチキス部分がむき出しのページがあります。

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著者：手塚　治虫

出版社：朝日ソノラマ

1980年4月1日　?版　発行



古墳時代、日本武尊の伝説を火の鳥の世界観にあてた「ヤマト編」と、遠い未来の宇宙の片隅で起きた事件、そしてシリーズの準主役として登場する「猿田」の業が描かれた「宇宙編」の2編を収録しています。



【手塚治虫　火の鳥】

「火の鳥」は、手塚治虫のライフワークとして”生命とは何か”、”人とは何か”を古代から未来に渡って壮大なスケールで描いた一大叙事詩です。

多くの後進の作家に影響を与えたといわれています。



”火の鳥”と呼ばれる不老不死の血を持つ鳥（正確には鳥ではない）を巡っての人間たちの争いや、その行く末などが描かれています。



初期の短編3作の他、中編9作で構成されており、未来と過去の物語が交互に展開されていきます。

初期の構想では、過去と未来を交互に描きながら時代を現代に近づけていき、現代編で完結の予定だったようですが、結局完結編が描かれることはありませんでした。



それぞれの物語は独立しており、単独で読むことも出来ます。