高学年では文学作品をどのように読んでいけばよいのでしょうか。このプランでは、表現方法としての〈描写〉〈説明〉〈会話〉、語り手と読み手、視点と〈外の目〉などを学びながら、「ひとり読み」と話しあいを通して、豊かで確かな主体的な読みをめざします。



プリントは製本していません。テキストは、その都度、1枚ずつ配付します。途中で、説明したくなることがありますが、後のページに書かれていることを先走って説明しないようにします。

また、必要な説明はテキストの中に全て書かれていますので、それ以外の説明はしないのが原則です。説明を付け足すことで、かえって子どもたちが混乱してしまうことがあるからです。理解できていないと感じたら、もう一度同じところを読ませるとよいでしょう。また、その時は浅い理解でも、読み進んでいくうちに、理解が深まるようにプランが組まれています。

（A5判　本文付111ページ　著者杉みき子氏より本文の複写・配付の許諾を得ています）