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#ちろみろ文庫



✨日本部落冬物語　酒井真右詩集

酒井真右　著

理論社

1953.6.5発行 #初版

あとがき　野間宏

装丁　佐藤忠良



最後の夜明けのために部落の解放を歌う詩集

部落解放運動のなかから一人の新しい詩人が生まれてきた。丑絵を謳える新しい幾多の丑絵をうたう酒井真右がそれだ。酒井真右は荒々しい呼吸のような言葉をもった詩人である。しかもこの詩人の言葉はこのような種類の言葉がときに失いがちな、持続性を保って、はげしい流れのように渦をまいて流れて行く。野間宏

帯文より



#酒井真右　さかいまさう　1918-1989年　埼玉県生れ　詩人、小説家

宮城師範初等科卒（現宮城教育大学）。1927年満洲で飛行第16連隊に入隊。戦前から組織活動をし、31年仙台憲兵隊に治安維持法違反容疑で検挙される。戦後は、教師生活を送るが、49年レッドパージにあい、内灘・砂川などの基地反対闘争や地域文化サークル誌運動などに打ち込む。文筆活動も始め、33年共産党を脱党後は、小説、詩作に専念する。

詩集

十年

ニホンでなくニッポンを

小説

寒冷前線

高崎五万石騒動

百舌ばっつけの青春　等





✿約71年余前の古書です。

カバーと表紙一体型です。



文面の題名に　✓　3ケは丁寧に消しましたが、消し痕少し残っています。

全体は中度ヤケ、汚れやシミが散見しています。ヤケが苦手な方も、慣れて頂けると思われます。



かなり厳しく見ていますので、画像と下記でご確認の上、古本とご理解頂き、購入を検討頂けたら、幸いです。



水濡れと傷み対策を行い、発送します。



カバー：スレ・小傷・上下縁軽いヨレ・角傷み・表小口際内折れ　画像8・背最上部小切れ　画像3

三方：他よりヤケ強め

文面：角全頁小潰れ　画像19,20・8,23頁のど近く皺　画像13,15

帯：表左下皺・裏右上折れ筋　画像7



状態等気になる方はスルーして下さい。



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