文学者の若松英輔さんがこれまでの人生で出会った、心の支えとなる「ことば」そのものや、言葉や絵画や彫刻などで「ことば」を表現した人物について語ったエッセイ「言葉を植えた人」の出品です。
私が読み終えた中古ですが、折れや曲がりのない美品です。
さまざまな媒体に書いたものを一冊にまとめているので、内容が重複しているものもありますが、それだけに若松さんが本心から後進たちに伝えたいと思っていることが伺えます。
総ページ数199。
初版発行2022年10月4日。
この冊子は初版です。
ご不在でもポスト投函されるネコポスで発送します。

この本に取り上げられているのは最初から順に舟越保武、志村ふくみさん、石牟礼道子、宇井純、中村桂子さん、池田晶子、上皇后美智子さん、吉本隆明、中原中也、小林秀雄、神谷美恵子、北條民雄、宮崎かづゑさん、久松真一、大峯顕、河波昌、井筒俊彦、鈴木大拙、山崎弁栄、内村鑑三、粟津則雄。
専門とする分野はバラバラですが、全て若松さんの心を揺さぶるコトバを使う方々です。
若松さん自身が教授経験者でクリスチャンなので、学者や宗教家が多いですが。

宗教は基本的にみんな同じで、人の心の迷いや弱いところを助けるためにあるものです。
この本にも何度も繰り返し出てきますが、西洋の宗教も東洋の宗教も中近東の宗教も根本では繋がっています。
でもなかなか本質を具体的に語らない、または語れないようなので、私があなたにこっそり教えてしまいましょう。
なに、簡単な話です。
なんだか最近ツイてない、とかちょっと最近流れが悪いな、とか思うのなら掃除をすることです。
自分の部屋や職場の机の上、トイレやキッチン、風呂場など、やればやるだけ運が舞い込んできます。
節分には魔を滅する豆を撒いて鬼を祓うと言われていますが、実はそうではなくて撒いた豆を片付けるついでに掃除されるから運気が上がるのです。
だから渡辺さんも豆は撒かなくていいので、掃除はしてください。
なにか不幸が起きた場合、必ずその人の関わる場所のどこかが汚れているのです。
試しに今日から掃除をしてみてください。
おそらくその効果にビックリするはずですよ。

この出品のBGMは柴山俊之、鮎川誠、細野晴臣とクリス・モズデルの「You May Dream」です。
夢を叶えたいのなら掃除掃除。
金も恋人も新記録も仕事も舞い込んできますからね。