西陣織の老舗、となみ織物の洒落袋帯です。

芥子色のお色に変わり市松、そこに愛らしい
うさぎや千鳥、草花が織り出されています。
和雑貨や絵本の挿絵ような、
大人かわいい、粋な一本です。


タレ返しには「里村紹巴」の文字が入っています。
「紹巴織」は千利休の高弟、里村紹巴が愛用したことからその名がついた織物で、紹巴織は他の機屋さんも織れますが、「里村紹巴」の落款を入れられるのは
となみ織物だけです。

紹巴織とは、経緯どちらの糸も撚り糸を使った組織で、細かく密に模様が織りなされているのが特徴的です。
キュッと締めやすく、比較的フラットな表面なので、糸の引っかかりも少なく着物初心者さんにもお勧めです。



私が以前、着付け教室（日本和装）でとなみ織物さんから直接購入した紹巴織の帯は40万ちかくしました。
最後に参考に伝票をのせております。

となみ織物さんによると、となみ織物さんは同じ柄を何回も織ることはしないそうです。
私がインスタに掲載されていたこの帯が欲しいと見せたら、その帯はもう織れないとおっしゃってました。
まさに一期一会の出会い、
こちらがお好みのタイプでしたら是非ご検討ください(^^)


◉サイズ、素材
六通袋帯、正絹
長さ　444cm
幅　 31cm
重さ　722g

◉コンディション
手先〜無地場にうっすら締め跡がありますが、
極々薄い締め跡で、全体的に綺麗な状態です。
表地は大きな糸ツレや汚れなく綺麗な状態です。
タレ先〜お太鼓の間の隠れる部分に数カ所僅かなスレや糸飛び出しがありましたが、殆ど目立ちません。


◉セット内容
未使用の帯締めをセットにおつけします。
高島屋謹製の、おちついた多色組がすてきな帯締めです。
証紙あり。（西陣証紙番号452）
※下に置いた着物は参考です。

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