[完成品] 1/48スケール ハセガワ製

日本海軍 局地戦闘機 『紫電改』 (紫電２1型)

川西航空機製

第３４３海軍航空隊

模型サイズ ： 全幅 ： 250mm 全長 ： 195mm 全高 ： 83mm



ハセガワ製１／４８スケールのプラモデルを組立、塗装しました。塗装は主にエアーブラシによる吹付塗装で、塗装色は機体上面が川西系海軍暗緑色、下面はシルバー、機体内部は川西系機体内部色、プロペラはレッドブラウン日本機プロペラ色です。主翼前縁の黄橙色味方識別帯はエアーブラシ塗装です。キャノピーの中央の可動部は接着固定しておりませんので、開、閉を選択してディスプレーてきます。空戦フラップは下げの状態で固定しています。あくまでも素人が趣味のなかで製作したものです。仕上がり具合は画像にて確認ください。尚、非常にデリケートな商品なので、発送に際しては細心の注意をして梱包致しますが、輸送の途中で部品が脱落したり折れたりしたりすることもあるかも知れません。出来れば接着等ある程度の補修が可能な方の入札をお願いします。

[局地戦闘機『紫電改』について]

『紫電』は水上機を生産してきた川西航空機が初めて手掛けた陸上戦闘機です。本機のベースとなった機体は15試水上戦闘機『強風』で、飛行場が完成する前の制空権確保に近くの河口や湾から発進する水上戦闘機でしたが、急激な世界情勢の悪化で開戦までに間に合わなくなると予測した海軍は『零式艦上戦闘機』を水上機に改造して繋ぎ的に開発したのが『二式水上戦闘機』で予想を超える傑作水上戦闘機となった。その後完成した『強風』は活躍の場を失い、川西は『強風』を陸上機に設計変更し、同時に発動機を強力な『誉』に載せ替え『紫電』として正式採用されたがトラブルが続出、またメーカー設計陣では無駄が多く性能的に満足していなかったため、採用直後から改良にかかり完成させたのが『紫電改』でした。紫電改の最高速度は大幅に向上し、これは海軍の戦闘機の中で最速で、また自動空戦フラップが装備され高速戦闘機なのに空戦時の運動性能は抜群で、日本の戦闘機で最強となった。『零式艦上戦闘機』を設計変更した『二式水上戦闘機』は傑作水上戦闘機となり活躍し、活躍の場を失った水上戦闘機『強風』を設計変更した『紫電改』は『零式艦上戦闘機』を凌ぐ海軍最強の戦闘機となったのは実に皮肉なことです。