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【内容紹介】

沖縄の幸を味わいながら、チョウを求めて野を行き海を行く。南国の色鮮やかなチョウと、独特の郷土料理との感動的な出会い。そこには詩人の瑞々しい心の躍動があり、時空を超えた喜びがある。

アオスジアゲハの輝く青の美しさ、野生味あふれる敏捷な動きは、まばゆいばかりだ…。南島の大自然を心ゆくまで味わい野山を跋渉する、蝶を愛でる作家と写真家の旅。著者初の本格書き下ろし紀行。

目次　招待状が来た　１　石垣島　２　西表島　３　竹富島・沖縄本島　４　石垣島・与那国島　エピローグ　小学館ライブラリー版あとがき　輝く無常の世界

三木卓（1935年〈昭和10年〉5月13日 - 2023年〈令和5年〉11月18日[1]）は、日本の小説家、詩人、ノンフィクション作家、児童文学作家、翻訳家。日本芸術院会員。紫綬褒章。芸術院恩賜賞。

詩人として出発し、『東京午前三時』、『わがキディ・ランド』などの詩集をもつ。中国体験を素材にした『鶸』（1972年）で芥川賞受賞。ほかに『砲撃のあとで』（1973年）など。1980年代からは三浦半島のリゾートマンション（横須賀市芦名）に住み、小説を書くようになる。1984年に児童文学『ぽたぽた』で野間児童文芸賞） 1986年に小説『馭者の秋』（で平林たい子文学賞） 1989年に小説『小噺集』で芸術選奨文部大臣賞を受賞する。

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