日本髪写真集
「日本の髪型」
南ちゑ 著
1984年
紫紅社
【署名入】

◆◆詳細◆◆
伝統的な結髪の最高峰に位置づけされた
南ちゑ女史の結髪写真集

絵画資料にもとづいて復元、結髪し日本髪変遷の研究と結髪の実際を解説する内容。日本髪に関連する資料は数が少なく貴重です。特に舞妓の髪型である「先笄」の結髪工程写真など他著にはなかなか見られない内容も多数掲載されています


【目次】
序　石川忠
序　本書に寄せて　樋口清之
髪型
古墳時代
島田

奈良時代
　双髻　
　高髻
平安時代
　垂髪　
　垂髪・禿　
江戸時代
　唐輪　
　兵庫　
　御所風
　勝山
　元禄島田　
　両輪　
　春信風生締島田　
　先笄　
　横兵庫　
　櫛巻き
　島田
　燈龍鬢丸髷
　つぶいち（葵髱島田）　
　竹の節　
　片はずし
　おまた返し
　武家娘奴島田
　先笄
　両輪
　勝山
　太夫島田
　横兵庫
　江戸太夫髷
　おさ舟
　三つ髷
　お染
　かけおろし
　結綿
　おしどり（雄）
　おしどり（雌）
　芸者島田
　稚児髷

明治時代
　蝶々
　粋書
　あげまき
　はわせ
　桃割
　ねじ梅
　禿島田

大正時代
　丸髷
　つぶし島田
　夫婦髷
　束髪
　女優髷

昭和初期
　耳かくし

現代
　割しのぶ　舞妓になりたてのときに結う髪型
　福髷　舞妓が割しのぶの次に結う髪型　お福
　先笄　舞妓から芸妓に変わる前の挨拶まわりの際の髪型
　お俊　舞妓が、節分などの行事のときに結う髪型
　奴島田　舞妓の正月や盆などに結う髪型
　ふくら雀　舞妓
　菊重ね（現代）
　勝山（現代）　舞妓が祇園祭中に結う勝山髷
　芸者島田　芸妓の髪型

束帯・十二単
おおすべらかし
おおすべらかしの結い方と十二単の着付（連続工程写真と解説）
結髪工程写真（先笄　江戸時代後期　連続工程写真と解説）
結髪の歴史をふり返って　橋本澄子
江戸時代前期の結髪―画中資料による検討　切畑健
あとがき　南ちえ

◆◆仕様◆◆
写真集 作品集
函付
銀箔押し布張り上製本・ハードカバー
31 × 23 × 2.8 cm
173ページ

◆◆状態◆◆
外函に経年によるヤケ・ヨゴレ・ヤブレ
内函は薄ヤケが少しある程度
書籍本体良好


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