チームメイトからです。
ラリー エースのエンハンサー。
ラージ卓球で使用。使用時間 30分。
カット、ツッツキの切れ味、安定感、反撃のしやすさは特筆ものでしたが、当人には打球感が合わなかったということです。

合板構成は、上板から、カエデ (メープル)、CNF、コト、桐 の構成。
CNF は、アウター。
上板のカエデを、CNF で柔らかく、球持ちを良くしている。また CNF搭載のため、ブレード全体がスイートスポットの感じで、ボールがラケットの端に当たっても返球できる安心感がある。

板厚 5.2ミリで、カットがかなり切れる。
板の茶色のような筋は、カエデの木目。

ブレードサイズ、グリップの長さ、太さ、グリップの根元のエラ部分の深く握れる感じは、松下プロモデルとほぼ同じ。
グリップの柄は、松下プロモデルと同様、無垢の檜の一本木で、太く手にフィット。

ラバーを貼る面とサイドの保護のため、ラケットコートを 1回のみ薄く塗布。
グリップ根元のエラ部分は、角が立っているので目の細かい紙ヤスリで軽く角取り。

CNFを搭載した世界初のカット用ラケット。
カットは低く、コートに刺さるように飛び、相手の強打を防ぐ。そして特筆すべきは反撃の精度である。対ループドライブのカウンター、つないできたツッツキに対するドライブは、従来のカットラケットをしのぐ。

CNF は、セルロース ナノ ファイバーの略。 木材由来の素材で、木材の植物繊維をナノサイズ（1ナノは1ミリの100万分の1）まで細かくほぐすことで得られる極細繊維。
高反発でありながら振動特性を低く抑えることができ、ラケットにボールをつかむ感覚をもたらす。強さとしなやかさを兼ね備えた未来の素材。

重さ、94グラム。