入手後約５０年ほどの経年変化によって、端面等に変色汚れがあります。

1.奇妙な果実　ビリー　ホリディ自伝
　　　油井正一 　大橋巨泉　訳
　　　　1971年　晶文社
　伝説の大歌手　レディ.ディの生い立ちから、　　　　　　
人種差別や麻薬に苦しみながら、歌い手として生きた、人生が描かれています。

2.MINGUS 　ミンガス　自伝　負け犬の下で
　　　稲葉紀雄　訳
　　　　1973年　晶文社
　偉大なペーシストで、怒りの音楽家が、人種差別に反発して、力強く戦いながら、音楽と人生を生きた話が描かれています。

3.Ａ HISTORY OF jazz
　ジャズの歴史物語　油井正一著　　
　　　昭和47年　　スイングジャーナル社
1800年代の初期に、ニューオリンズに始まった黒人たちの音楽が、年ねん進化、変化して1970年代に到る迄が、わかり易く、詳しく描かれています。

4.ジャズより他に神はなし
　　　平岡　正明　著
　　　　1971年　　三一書房
ジャズ評論の反主流に位置する著者が、やはり反主流の他の批評家とやり合うところは、60年代の安保闘争のニュースを思い出すような感覚になります。

5. ジャズからの挨拶
　　　相倉　久人　著
　　　　昭和43年　　音楽乃友社
著者のジャズに対する造詣が深く、読み進むにしたがって、納得がいく。その分、他の批評家と意見の違いが、論争となる。ただ、コルトレーンとドルフィに対する理解が素晴らしい。

6.ジャズへの愛着
　　　立花　実　著
　　　　昭和45年　　ジャズ批評社
真面目でジャズに一途な、この早逝の評論家の一冊には、コルトレーンへの想いが溢れています。

7.現代ジャズの視点
　　　相倉　久人　著
　　　　1967年　　音楽之友社
本物のジャズ、黒人のジャズを愛するが上からか、やや過激かと思われる論調になっているが、それなりに面白いと思います。

8. ジャズレコードブック
　　　粟村　政昭　著
　　　　1968年　　音楽之友社
ジャズ界を代表すると思われる、150人のジャズプレーヤーとその代表作を紹介しています。