地域包括診療、介護、医療現場のための
『新・統合医療学』
渡邊昌 監修
定価 3,500円＋税


これからの医療は、健康保険制度による診療と保険事業による健康つくりや介護が、車の両輪となって推進されなければならない。その意味で、地域住民が最も頻回に接触する医師であり、住民の生活史や生活環境を一番よく知っている「かかりつけ医」が、地域の医療資源を活用して生涯保健事業を、進めることがきわめて重要なキーポイントとなる。　　（第1章　まえがきより）

本書では哲学、宗教論争は避け、生物学からみた人間像を基に組み立てた。実学として役立つように「序論」「診断学」「治療学」「介護学」「各論」として記述した。
…正四面体モデルの考えが開業医やプライマリーケアを専門とする医師、産業医、地域医療担当者、行政、企業、老健施設などの分野にひろく浸透し、国民の健康に資することを願っている。（おわりにより）

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