エミールガレの19世紀後半に作られたファイアンス焼の花器です。



施釉軟質陶器の美術品です。



やわらかな青色の釉薬にコバルトと金彩を用いて装飾されたこの作品は、その優美さで注目を集めます。

立体感のある窓絵には、アカンサスの葉の装飾が施され、湖上を進む帆船の図や様々な花が繊細に描かれています。

フリルのようなエレガントな形状が、シンプルでありながら豪華な印象を与えます。



底面には「E.Galle Nancy」というサインが刻まれています。



寸法　幅約17.5×13.5㎝　高さ約9㎝



状態　経年変化による擦れや縁の修復、欠けがありますが、大きなダメージはなく、全体としては良い状態に保たれています。