谷内六郎が、「世界の旅」「ベターホーム」「あまカラ」など様々な媒体に執筆した、約50編の旅行記やエッセイをモノクロームの挿絵とともに収録した画文集。「童心とペーソスに塗られた、日本の風土は、多くの人々にもう一度魅力を新たにするだろう。」と獅子文六が短い巻頭辞に記しているように、谷内六郎の描く絵には、古い日本の懐かしい心象と、その光景が失われてしまったかもしれないという現実の物哀しさが同居している。それは彼の綴る、朴訥とした文章にも同様に現れていて、読むものの心をノスタルジックな幻想世界へと誘う。函に傷みあり。帯、ビニールカヴァーなし。修道社より1965年発行の初版。「こころのふるさと」の姉妹編。

※現在この本は、絶版もしくは重版未定となっております。

■タイトル：旅の絵本
■発行年：昭和40年（1965年）
■出版社：修道社
■文／絵：谷内六郎（たにうちろくろう）

・函付き。（全体的にヤケ、破れ、しみ、角、端イタミ） ※画像参照
・本体の天、小口にしみ。 ※画像参照
・本体の表紙、裏表紙スレ。 ※画像参照
・全体的にヤケ

・本文中は、落書きや破れなどございません。

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