「資源ナショナリズム―先進国論理の崩壊」
西川潤
昭和49年発行初版本
ダイヤモンド社

30年以上前に古書店で購入しました。
蛍光ペンのラインやペンによる書き込みのあるページが50ページくらいあります。
カバーにもシミがあります。
裏見返しと表見返しの中心が割れています。
写真をよくご覧いただき、ご了承いただけるようでしたらよろしくお願い致します。

【内容(帯より)】
今日しばしば叫ばれる 「エネルギー危機」 「資源危機」を物理的危機ととらえるのは誤りである。技術的にも経済的にも世界全体の水準から見れば、 エネルギー・天然資源の埋蔵量に関して、そのような“枯渇”を示す確証は どこにも存在しない。いまある危機はむしろ、開発途上国の側からする世 界資源の再分配と自国資源の自由処分の試みの前に、従来開発途上地域からの底廉な資源の供給にあぐらをかいてきた先進工業国が、その「長期安定」供給の基盤を揺さぶられて経験しつつある危機である。その意味でこの危機は政治的・戦略的な危機にほかならない。

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