1999年製 初年度
D-28GE Brazilian Rosewood
その中でも大変貴重なサンバースト
しかも28GEエディションナンバー(28GEが作られた順番にふられる番号)2桁台の最初期仕様です
シリアルナンバーは698XXXです

アメリカ本国ギターショップで後期型のGEサンバーストが一昨年15,900$(日本円230万円ほど)で販売購入されており
以降も値段はどんどん高騰しております為
この値段設定にしております

大切に扱ってきたオーナー様から譲り受け
同様に大切に弾きこんできましたので
コンディションは
ネック折れやネックリセット、板割れ、ブレーシング剥がれ等の致命的なダメージはなく
年数が経ってネックが落ち着いているのと
普段エリクサーのライトゲージでフラットチューニング指弾きメインな為、極端な胴の膨らみや元起きなども見受けられずサドルに余裕があり弦高は
レギュラーチューニングで12F上
1-1.8mm
6-2.6mm
購入したお店はMartinに限らず入荷時にネックコンディションが悪かった場合、容赦なく自社工房でネックリセットしてから販売する誠実なショップで
このGEはネックリセットの必要がなかったそうで
そのまま販売されており、それだけでも新品時からネックの元起きが多いMartinの中でもかなり当たり個体です

木部に達するような大きな打痕はありません
(ウェザーチェックはもちろんあります)
ネックのストラップピン増設無し
エンドピンのピックアップ拡張無し

リペア歴は
リフレット(フレットの残り9割以上)
バインディング剥がれ再接着
ナット、サドル交換
1年半位前にMartinを始めとするギターリペアの神様、静岡県大鳥楽器の鳥居様に復元リペアして頂きました(このリフレット復元も相まってネックコンディションは完璧です)

Tor-tisのピックガードに交換(ちゃんとオリジナルの寸法に合わせてリサイズしてもらった物を使用)
オリジナルピックガードとオリジナル同年代のピックガードを入手し2枚保管
Waverly4065 ニッケルシルバー／アイボロイドオーバル(象牙調丸ボタン)に換装

ブリッジピンとエンドピンはオリジナルマンモスです(これも地味ですが非売品でかなり貴重なパーツなので大切な要素です)

音色は説明するのも野暮なくらい素晴らしいです