「エリック・ロメール」

#本 #日本文学／評論・随筆

＜特集部分の目次紹介＞

●最新作『グレースと侯爵』をめぐって　　　インタビュー　　ロメール（訳：彦江智弘）
『芸術だけが過去の世界を見せてくれる』
『もっともっと激しい映画にすることもできた』

●ロメールの現在
『エリック・ロメール　または偶然であることの必然』（蓮實重彦）
『グレースの脚』（金井美恵子）
『キング、クイーンそしてジャック』（城殿智行）

●映画監督エッセイ
『ロメールの自由さ』（安藤　尋）
『映画の音、ロメールの耳』（井口奈己）
『ロメール、芝居と「視線」の間で』（矢部浩也）

●ロメールによるロメール
『エリック・ロメール確かな証拠』（ロメール　構成・訳：坂本安美）
　　　ロメール自身が語り尽くすロメールのすべて！哲学・音楽・そして映画。
　　　証明、色彩、台詞、カメラの動き〜彼自身の映画による映画のための実践講義。
　　　（※紀伊国屋から発売のDVDの特典映像インタビューと同じ内容です。）

●恋するリアリズムの系譜
『二〇〇一年のヌーヴェルヴァーグ』（梅本洋一）
『恋と革命』〜ロメールとルノワールの対話〜（野崎　歓）
『望遠鏡の視野』（御園生涼子）

●小説
『エリザベト』（コルディエ　訳：大原宜久）
　　　夏、海辺の避暑地、様々なカップルたち、何気ない会話に潜む感情の揺れ…。
　　　デビュー前のロメールが変名で書いた、幻の処女小説の抄訳！

●ロメールの自由空間
『涙について、あるいはヴェールに覆われた目について』（横田　創）
『開かれたパサージュ』（黒岩幹子）

●映画史におけるロメール
『夜が動く』〜エリック・ロメールと五〇年代アヴァンギャルドたち（彦江智弘）
『美的感覚と人類学的視線』（細川　晋）

●快楽とイマージュ
『欲望の不透明、ロメールの透明』（石橋今日美）
『描かれた窓の奥から』（常石史子）
『存在の捉えがたさ』〜ロメールにおける所作と自然〜（谷　昌近）

●資料：エリック・ロメール・フィルモグラフィー

読むのに支障はありませんが、古本ですので表紙、裏表紙などに傷や汚れはあります。
即購入可能。値下げ不可。