升田幸三九段の実戦棋譜解説集の4冊セット
弘文社が50年程前に、単品出版していた本の表紙カバーを替えて将棋講座セットとして販売した24巻のうち「升田幸三九段の実戦棋譜解説集」の4冊のセットです。書き込みや折れはなく経年劣化だけです。表紙カバーにタイトル名がないのが難点ですが目立つ焼けや黄ばみはありません。
AI定跡の解説本が主流の昨今、升田幸三の華麗な実戦棋譜を升田九段本人が解説している値打ち本です。升田節も健在です。4冊をまとめて購入できる方をお待ちします。

◇升田の居飛車
≪今回は本格的な実戦譜の集成をしてみた。本当に升田将棋といいうるものを、ちゃんと残しておきたかったからである。人まねではない将棋、攻める将棋、きれいに収束する将棋、そんなつもりでいつも指してはいるのだが、なかなか理想通りにはいかない。それでも、なるべく私の理想に近いものを三十五局、収載した。この本は居飛車の将棋ばかり≫

◇升田の振飛車
≪「升田の振飛車」という書名どおり、私の振飛車、相手が居飛車というのが大部分だが、相手が振飛車、私が居飛車で立ちむかう将棋も選局二十一番の後半部分に六局掲載した。
本書はこのシリーズの「升田の居飛車」の姉妹篇であり、二冊あわせてごらん下されば、将棋に対する私の思考法がいくぶんわかって頂けるかと楽しみにしている≫

◇升田の中飛車
≪最近の中飛車はツノ銀中飛車、5筋不突き中飛車などがあり、受けを主軸としている。相手の攻めを封じ、玉を安全にしてから戦うのである。論より実戦、対局譜を並べ変化を知っていただきたい。19局収載≫

◇升田の向飛車
≪現在では“攻める向飛車”といわれる攻撃主体の戦型が数多くある。敵の飛先逆襲が狙いの攻める向飛車の狙い筋を広く知っていただこうと思い、あらゆる戦型を網羅した。17局収載≫
#将棋
# 00yamaの将棋関連一覧